餃子自販機 とは?その仕組みを解説!
餃子自販機 は最近全国的にも話題となっていますが、果たしてどんな自販機なのでしょうか?この記事では、餃子自販機が何故流行っているのか、どのような餃子が販売されているのか、だれが運営しているのかを徹底解説します。
餃子自販機ってそもそも何?
餃子自販機は、2021年に登場した冷凍自販機「ど冷えもん」という、冷凍食品を販売・購入できる自販機としてリリースされました。
コロナ禍において、非対面・非接触型で有名店や人気店の商品が購入できるとの事で一躍話題になったど冷えもん。
今では餃子に特化した自販機や、ラーメンに特化した自販機など、様々な商品が販売されるようになり、今も話題を呼び続けています。
餃子自販機 の設置エリア:北海道から沖縄まで
餃子自販機は、ど冷えもんで販売されている商品の中でも人気No.1。
その人気は留まるところを知らず、今では全国各地2000台以上で餃子が販売されています。
餃子自販機 のおすすめ紹介
多くの餃子自販機が存在しますが、その中でも特に人気の餃子自販機を厳選して紹介します。
新しい食文化の一翼を担う餃子自販機たちに注目!
餃子自販機 のおすすめは「餃子コレクション」
餃子自販機の中でも特におすすめなのが、「餃子コレクション」。
人気の秘密に迫るべく、購入者にインタビューをしてみました。
餃子自販機 餃子コレクション購入者の声
50代女性 専業主婦
値段とボリュームが見合っていて買いやすい
普段から餃子コレクション自販機の隣にあるコインランドリーに洗濯をしに来ています。
いつもと同じようにコインランドリーに行ったときに餃子コレクションのオープンイベントを開催していたので気になって買ってみました。全商品1000円で少し高いかな?と思ったんですけど、実際に食べてみたら美味しすぎてびっくりしました。
普段からスーパーで餃子を買うことが多いんですけど、一度餃子自販機で餃子を買ってからはずっとこの自販機で買うようにしています。
10代男性 学生
餃子パーティする為に良く買っています
部活終わりに良く買いに来てます。最初は家族が気になっていて「買ってきて」と頼まれたので買って帰りました。個人的に、色んな種類の餃子があるのが良いなと思っています。普段から友達が家に泊まりに来て一緒にゲームをしたりするので、一緒に餃子パーティをして食べ比べしたりしてます。
餃子自販機 で販売されている餃子の種類
餃子自販機で手に入る餃子には一体どんな種類があるのでしょうか?実際に購入してみたのでそれぞれの餃子を忖度無しでレビューしていきます!
餃子自販機 で売っている餃子の紹介
・小籠包餃子 包王
まずは小籠包餃子の包王(パオウ)です。
餃子のボリューム(大きさ):★★★★★
にんにく感:★★★☆☆
しょうが感:★★★★★
肉汁感:★★★★☆
コスパ:★★★☆☆
この餃子はあの有名な餃子フェスに出店をしていたりモンドセレクションで銀賞を受賞している等、餃子好き。1パックで15個入りという食べやすい個数で販売されていました。
食べた感想はとにかく肉汁が多い!肉汁が飛び出すほどのジューシーさでびっくりです。
味は濃すぎず、薄すぎずでちょうど良く、にんにく+しょうがの風味が強いのでご飯との相性もばっちり。薄味が好きな人は醤油をつけずにそのまま食べるのがおすすめです。
・雷神餃子
餃子のボリューム(大きさ):★★★☆☆
にんにく感:★★★★☆
しょうが感:☆☆☆☆☆
肉汁感:★★★☆☆
コスパ:★★★★★
雷神餃子は、無人販売店で販売されているのを何回か見かけたことがありましたが、買うのは今回が初めてでした。
「俺の餃子を食ってくれ!」というキャッチコピーがとても印象的です。
雷神餃子は1パック20個入りと、かなりお得でコスパ◎
調べてみると、餃子コレクション以外の餃子自販機・ど冷えもんでも販売されているらしく、全国600店舗以上の飲食店や施設等で愛されているようです。
いざ食べてみると、しっかりとした醤油の風味と背脂?の甘みが感じられて今までに食べたことのない味。にんにくも程よく効いていて何個でも食べられます。
何もつけずに食べるのが一番美味しかったです。餃子はおかずの一品のイメージが強いですが、雷神餃子ならメインで出てきても嬉しいかも(笑)
是非皆さんにも一度は食べてみていただきたい、おすすめの餃子です。
・八幡餃子
餃子のボリューム(大きさ):★★★☆☆
にんにく感:★★★★☆
しょうが感:★★★★☆
肉汁感:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆
八幡餃子は、栃木宇都宮餃子に認定されているらしく、非常にブランド価値の高い餃子のようです。
自販機でこの八幡餃子を見つけた時には衝撃でした。何故なら餃子の色が真っ赤だから。。
元々辛い食べ物が好きな私にはまさにぴったりの餃子で、思わずすぐに購入しました(笑)
実際に食べてみると、激辛というよりかはピリ辛が近いイメージ。
しょうがの風味がしっかりとしながらも皮に練りこまれている唐辛子が程よく効いていて美味辛い印象。
一見、激辛に見える商品画像ですが、実際にはそんなに辛くもなく、濃いめの味付きでおいしかったので非常に勧めの一品です。
・餃包
餃子のボリューム(大きさ):★★★★★
にんにく感:★★☆☆
しょうが感:★★★★☆
肉汁感:★★★★★
コスパ:★★☆☆☆
餃包とは何なのでしょうか?気になったので調べてみたところ、「餃子を包む」=餃包「ギョウパオ」と読むようです。
1パック10個入りと、数は少なめでしたが、一個一個がとても大きい、、
そして形が特徴的で、小籠包のように丸い形をしています。
その大きさは雷神餃子・八幡餃子の2倍近くの大きさです。
調理完了までの時間が、他の餃子と比べると時間がかかりますが、かなり大きいのでしょうがないのかもしれません。
実際に焼いてみると、見た目はしっかりと小籠包。
いざ食べてみると小籠包のような肉汁に加えて餡がぎっしりと詰まっている、まさに新感覚。
通常の小籠包は、肉汁多めで餡少なめという印象がありますが、餃包はその名の通り「餃子×小籠包」を体現していました。
10個入りで1000円はコスパが悪く感じますが、通販では販売されていない超希少な商品らしく、味やボリュームの大きさから考えても納得の値段です。
・イチロー餃子
餃子のボリューム(大きさ):★★☆☆☆
にんにく感:★★★☆☆
しょうが感:★★★★★
肉汁感:★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆
イチロー餃子は、楽天市場やYahoo!ショッピングの餃子ランキングでNo.1を何度も受賞している、実績ある餃子です。
ちなみに、入数は1パック18個入りでした。
見た目は至って普通の餃子かつ、少し小ぶりですが、びっくりしたのは食べ方。
なんと特製の味噌ダレに付けて食べるようです。
神戸を発祥とする味噌ダレ餃子は、地元の人からすると餃子を味噌ダレに付けて食べるのはもはや当たり前らしく、カルチャーショックを受けました。
餃子本体の味はというと、ほんのり生姜の風味が感じられる味わいで味噌ダレに付けて初めて餃子が完成するようなイメージでこれまた新感覚。
1個1個が一口サイズなので子供から高齢者の方まで幅広く食べられるのも魅力に感じました。
餃子自販機は誰が運営しているの?
餃子自販機(ど冷えもん)を運営しているのは、餃子自販機が置いてある土地を所有している地主やそれぞれの敷地で別の店舗(コインランドリーや飲食店)を運営しているオーナーが実際に自販機を購入して運営しているようです。
余っている敷地を有効活用しながら収益も得れるという点でコロナ終息後も大人気な模様。
実際にはどのくらい売れているのでしょうか?
餃子自販機はどのくらい売れているの?
餃子自販機=冷凍自販機「ど冷えもん」という説明は先ほどしましたが、実際に毎月どのくらい売れているのか、情報を集めてみました。
結論、販売されている商品や自販機のデザイン、立地によってかなり売上の差がありそうだということが判明しました。
今回は餃子自販機と、コロナで話題を呼んだラーメン自販機、そして色んな商品が売られているど冷えもんの売上を独自で実際のオーナーに聞き取り調査をしてみました。
すると、
餃子自販機:月間30~50万円
ラーメン自販機:月間20~30万円
通常のど冷えもん:月間15万円前後
という調査結果となりました。
どうでしょうか?個人的には色んな商品が売っているど冷えもんが一番汎用性があるので売上も良いのではないかと思っていたのですが、結果は餃子自販機が一番売れていました。
ラーメン自販機も一時よりは話題が落ち着いたものの、その人気はまだ衰えていないようです。
やはり餃子自販機が人気の秘訣は購入者の声にもあったように、コスパの良さ・購入ハードルの低さがかなりのポイントとなっていそうです。
餃子自販機を始めるにはいくらかかるの?
何といっても気になるのはその値段ですよね。
自販機を自分で購入するなんて考えたこともなかったのでその値段すらイメージが湧きません。
様々なサイトを参考にしてみたところ、大体の相場価格が掴めました。
結論、自分で購入する場合は月々24,800円~、一括の場合は最安60万円弱で始められるようです。
意外と安いと思ったのは私だけでしょうか?
相場観的には大体月々2~3万円前後・一括で150~200万円前後だと思います。
餃子自販機のおすすめ開業先は?
数ある餃子自販機の中でも、特におすすめしたい開業先をランキング形式で紹介します。
今回は、価格の安さ・売上実績・開業前後のサポート面という観点から評価してみました。
餃子自販機のおすすめ開業先
1位:餃子コレクション(https://dohiemon.co.jp/gyouza-collection)
コスパの良さ:★★★★★
売上実績:★★★★★
開業前後のサポート面:★★★★★
第1位は先ほども紹介した餃子コレクションです。
何といっても値段が安い。開業する際の初期費用が相場200万円前後のところ、餃子コレクションの場合は月々21,000円~一括で50万円代から導入できるそうです。
開業前のサポートには、無料の売上診断、無料カウンセリング、設置場所の提案などが充実しており、ただ闇雲に始めるのではなく、あなたの地域が出店に向いているのか等、丁寧に説明してくれるらしいので安心です。
そして、売上実績はサイトに載っているオーナーの声を見てみたところ、月間80万円の売上を記録していたり(相場平均30~40万円)と、かなりの高売上を保っている餃子自販機だと思います。
餃子コレクションでは、オープン時にくじ引きイベントを開催したり、不定期でキャンペーンを開催していたりと地域密着型の運営に力を入れているのが特徴。
上記のような各種イベントのプランニングや商品の入れ替え・SNSでのキャンペーン等も本部が手厚くサポートをしてくれるそうなので開業後も楽しみながら頑張れそうです。
餃子自販機が気になる場合は、まず餃子コレクションに問い合わせてみるのをおすすめします。
2位:餃子図書館(https://gyoza-lib.com/)
コスパの良さ:★★★☆☆
売上実績:★★★☆☆
開業前後のサポート面:★★☆☆☆
第2位は餃子図書館。一時はネオン灯を良く用いた無人販売店などもありましたが、今は無くなっているようです。明大前駅の中に餃子図書館の自販機が出店されているのを見かけたことがありましたが、こちらも同じく撤退しているようでした。
餃子図書館は1台の設置を希望しているオーナー向けというよりかは、複数台設置を検討しているある程度大きな法人に向けて力を入れているようです。
内容は餃子コレクションと同じくもちろん餃子自販機。「餃子のおけ以」を前面に押し出したモデルで餃子自販機の先駆けとなっていましたが、購入者のレビューを見てみると1個の商品が10個入り2000円や1500円等のかなり攻めた販売価格で展開しているらしく、ローカル向けというよりかは富裕層向けをターゲットにする必要があるのではと思います。
餃子図書館で出店を希望する際は、できるだけ周辺地域の世帯年収が高い場所を狙って出店を検討することをおすすめします。
3位:餃子スターズ(https://gyoza-stars.jp/)
コスパの良さ:★★★★☆
売上実績:★★☆☆☆
開業前後のサポート面:★★★☆☆
そして第3位は餃子スターズ。餃子コレクション・餃子図図書館と同様、全国にある餃子を食べられる餃子自販機です。
2位の餃子図書館とは違い、個人向けへの販売に力を入れているように思えました。
なので、コスパは餃子図書館よりも良さそうですが、商品のブランド力が餃子コレクションや餃子図書館と比べるとやや劣っているのかなという印象を受けました。
実際に問い合わせフォームから問い合わせたところ、簡易資料が送付されてきて「この内容でも良ければ返信ください」という感じのニュアンスで返ってきたので少し残念な気持ちになった印象があります。
まずは問い合わせてみて資料だけでも見てみたい方にはおすすめです。
餃子自販機以外の冷凍自販機おすすめ開業先
餃子自販機以外のおすすめ開業先も知りたい方向けに、おすすめ開業先をランキング形式にまとめてみました。餃子自販機やラーメン自販機を総合的に評価してあるので気になる方は是非ご覧ください。
↓【ど冷えもん開業】ランキング(https://dohiemon-navi.com/hikaku/)