冷凍餃子自販機ってなに?
近年、街中でよく見かけるようになった冷凍自販機。
その中でも特によく見かけるのが冷凍餃子自販機ですよね。
今回の記事では、冷凍餃子自販機とは一体何なのか、どれだけ人気があるのかを解説していきます!
冷凍餃子自販機の正体は「ど冷えもん」
ずばり、冷凍餃子自販機の正体はサンデン・リテールシステムが販売している冷凍自動販売機の【ど冷えもん】という機種を使用しています。
ど冷えもんは2021年にリリースされて以降の約3年程度で現在(2024年2月時点)約10,000台弱が日本全国に設置されている、話題の冷凍自販機です。
飲料自販機大国と呼ばれている日本ですが、飲料自販機の設置台数は全国に240万台と、驚異的な設置台数を誇っています。
ですが、冷凍自動販売機であるど冷えもんはまだ10,000台程度の設置です。
ど冷えもんはコロナが終息した今でも設置台数は右肩上がりに伸び続けており、いずれ飲料自販機の設置台数と同程度・若しくはそれ以上の台数が設置されるであろうと言われています。
冷凍餃子だけが売っているの?
冷凍餃子自販機では、その名の通り冷凍餃子だけを販売しているところがほとんどです。
中には冷凍餃子+ラーメンや冷凍餃子+中華料理という人気の組み合わせで販売されている事例もあります。
冷凍餃子以外の商品も売れるなら他の商品も売ればいいのになんで冷凍餃子だけを販売しているの?と思う方もいるかもしれません。
たしかに、冷凍餃子以外も販売できるなら他の商品も販売すればいいのにと思いますよね。
どれを買っても餃子だと一個しか買ってもらえないじゃないかと思う方もいるかもしれません。
そこで、何故冷凍餃子自販機が流行っているのかGooglemapに記載されている口コミや、冷凍餃子自販機のホームページに掲載されている口コミを調査し、ランキングにしてみました。
冷凍餃子自販機が流行っている理由とは?
第1位:値段に見合ったボリューム感
数々の口コミの中で断トツに多かったのがこの感想。どの冷凍餃子自販機も大体15個~20個、多いところでは30個入りで1000円という価格で販売していたりと、かなり大容量。中には専用のタレが付いていたり、美味しい焼き方の紙まで用意されていたりと、1000円での満足感がとても高いようです。
第2位:スーパーやコンビニでは味わえない満足感
次に多かったのがこの感想。どうやら冷凍餃子自販機では、スーパーやコンビニに売っているような餃子ではなく、全国各地にある有名店の餃子や、ボリューム満点の特大餃子、既に味が付いている餃子など、希少性の高い珍しい餃子が売られているみたいです。
確かに、1000円で沢山の個数が入っている+普段は食べることのできない餃子が売っていると考えると思わず買ってしまう気持ちも分かります。
第3位:夜ご飯の+1品・おやつとして気軽に食べられる
第3位はこちら。簡単に言うと、調理する手間がかからないという点に魅力を感じるみたいです。確かに、餃子の場合は良くも悪くも食事の中での立ち位置は主役ではなく、どちらかというと脇役ですよね。でも、そんな餃子だからこそ親しみやすく食べやすい。食卓に並んだら勝手には箸が動いてしまう感じ、とても分かります。
お子さんがいるご家庭ではお弁当に入れたり、学校から帰ってきた際に自分で簡単に焼いておやつ感覚で食べられる点からも人気のようです。
第4位:色んな種類の餃子が売っている
そして第4位。これは冷凍餃子自販機の種類によって異なりますが、一種類の餃子だけでなく、様々な種類の餃子を取扱っている冷凍餃子自販機も多いようです。確かに、色んな種類の餃子があれば、自分好みの餃子を探し求めたり、色んな餃子を買って餃子パーティーをしたり、家族みんなで食べ比べをしたりと、餃子を通して新たな会話や家族団らんの時間に繋がりそうですね。
冷凍餃子自販機を開業するときに注意すべきポイント
ここからは、冷凍餃子自販機の開業を検討する際の注意点を解説していきます。
価格
まずは皆さんが一番気にするであろう価格です。
私は数多くの自販機代理店に価格の問い合わせをしてきましたが、代理店によって本当に様々でした。
冷凍餃子自販機を一括購入する場合は最安で150万円、高くて200万円程という印象です。
リースや分割で購入する際は月々25,000円~月々40,000円前後と金額の幅が広い特徴がありました。
リース会社や信用度によって金利変動してくるのかもしれません。
補助金が使える事例も多いみたいなので、気になる方は↓の記事を参考にしてみてください。
↓ど冷えもんを最安で開業するには?↓
安く開業できるのは勿論大事ですが、安いだけで開業前の説明が不十分だったり、レスポンスが悪かったり、開業後のサポートが手薄だったりと、安ければ良いというわけでもなさそうです。
逆に高すぎてもその金額に見合ったサービスがあるのかはよく吟味する必要がありそうです。
リスク分散ができるか
こちらに関しても価格と同じく、代理店によって様々です。例えば、リースの回数をこちら側で好きに設定出来たり、補助金を活用できるかどうか、設置後に万が一売れなかったときに移動ができるかどうか、撤退時に自販機を買い取ってくれるか等です。新しくビジネスを始めるのであれば、基本中の基本ですが出口もしっかりと考えてから始めたほうが明確な目標ができます。逆に言うと、出口まで一緒に考えてくれない代理店は、ただ自販機を買わせようとしてきたりする傲慢な代理店も中には、いる可能性があるので、説明会やカウンセリングを受ける際にしっかりと相手の対応・冷凍自販機開業に対しての知識があるかどうかを見計らってください。
開業後のサポート体制
最後はサポート体制です。冷凍自販機開業のサポート体制ってなに?と思いますよね。
結論から言うと、売上を上げるための販促活動を手伝ってくれるか・メニューパネルの作り方を教えてくれるか・注文方法を教えてくれるか・SNSの活用方法を教えてくれるか等です。
開業したことのない側からすると、正直何から手を付ければいいのか、本当に売れるのか不安になりますよね。なので、冷凍餃子自販機だけでなく、ど冷えもん開業を検討している方皆さんに言えることですが、自販機を置くだけで終わりではなく、開業後の事まで親身になって考えてくれる代理店に任せるのがおすすめです。
冷凍餃子自販機の開業先おすすめ3選
ここでは、数々の自販機代理店に問い合わせ、説明会やカウンセリングを受けた私がおすすめする代理店を紹介します。
第1位:ど冷えもんCAMP 餃子コレクション
第1位は、ど冷えもんCAMPが運営する冷凍餃子自販機、【餃子コレクション】です。
ど冷えもんCAMPでは、ライトプラン~プレミアムプランに分かれており、餃子コレクションはその真ん中のプランである、スタンダードプランで開業することができます。
おすすめポイントは何といっても開業時のコスパと、カウンセリングを受けた時の安心感、そして価格がページに明記されていることです。
価格はど冷えもんのフランチャイズ、ど冷えもんを単品で購入するとしても最安値だったと思います。
しかも、初回無料で開業時の販促チラシを作成してくれたり、開業前後のマニュアルを送ってくれるとの事で非常に安心できるなと感じました。
カウンセリングでは営業トークをつらつらされるのではなく、私の予算や希望に合わせて的確にアドバイスをくれたのも高評価の一つです。専用の収益シミュレーションも作成してくれたので開業後のイメージが立てやすかったのも◎。まず迷ったら一度カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
第2位:餃子図書館
第2位は餃子図書館。こちらも1位の餃子コレクションと同様、全国各地にある様々な餃子を食べられるというコンセプトの冷凍餃子自販機です。
自販機のデザインも派手で良く目立つので見栄えは良い感じです。
肝心な価格ですが、本体料金が少々高かった印象があります。後は自販機で販売されている餃子の価格も2000円の商品があったりと、消費者目線で考えると少し手が出しづらいように感じました。
駅中にも出店されていたりするので、気になる方は問合せしてみると良いかと思います。
第3位:餃子スターズ
最後は餃子スターズです。こちらも1位、2位と同様で全国の人気餃子を集めた冷凍餃子自販機です。
餃子スターズは株式会社Cqreeという会社が運営している冷凍餃子自販機で、ど冷えもん単品も扱っています。お問い合わせをしたのですが、ど冷えもんの概要資料が送られてきたのみで、特にオンラインでお話をしてくれる等の提案がなかったのが残念なポイントでした。
餃子図書館と比べると価格は安かった印象がありますが、開業後のサポートは特に行っていないような印象です。
どちらにせよ各社しっかりと比較してみることをおすすめします!
まとめ
いかがでしたか?冷凍餃子自販機は、国民的に愛されている商品を販売できる+コスパが良く購入のハードルが低いのでど冷えもんの中でも非常に人気な開業事例です。
冷凍餃子自販機、ど冷えもんの設置台数が右肩上がりで伸びている今、少しでも気になった方はご自身が考えられている出店場所での商圏被りが起こる前に、早めに問い合わせてみてくださいね。